クロス貼って周りをカットする時に
使う地ベラのお話です!!
地ベラはクロスの種類や
造りが和室なのか洋間なのか
賃貸なのか分譲や新築なのか等
状況を判断していき
0.6mm・1.2mm・2mmの厚みを
使い分けていきます。
ベースとしては0.6mmと1.2mmを使い分けていくのですが
和室などの和のテイストが必要な空間には2mmを
使っていく事が多くなります🤔
元々は左官屋さんが土壁を塗る時に
厚みを2mmで通して塗る事がきっかけで
クロスも和室系は2mmになったそうです。
先日、住居兼整体の家を建てて木がメインの造りで
そこに珪藻土のクロスを全体的に施工していく
案件がありました。
その現場の雰囲気↓
和のテイストの家+珪藻土
枠も細かく区切られているので
オール2mmで施行になるのですが
2mmは切り口の厚みが出るので
真っ直ぐ切れていないと
地味に目立ってしまうので
綺麗に通して貼り切るのが腕の見せ所💪
更に珪藻土のクロスなので爪や道具で
引っ掻いたりしてしまうと修復が難しいので
1発勝負でもあるのでレベルが上がるというか
緊張感が増します💦
因みに0.6mmと2mmの厚みを比較すると…
この厚みの差分切り口の幅が変わります。
(2mmの方はスムーサーですがカットに使ってます)
厚みがブレない様にクロスと地ベラの間に
指を挟んで固定して丁寧にカットしていきます
(珪藻土の時はクロスがザラザラしているので
スライドしていくと挟んでいる指が痛い😂www)
地ベラの白い部分の厚み分上の方が切れていってますよね。
1枚貼り終えた状態が…
幅もブレずに綺麗に通っています✨
これがまだ慣れていなかったり
スライドしていく時に手がぶれると
すぐガタついてしまうので
地味に難しい所でもあるので
先輩達みたいにスムーズにサーっと
綺麗に通して貼っていける様に
なりたいです😂
最後に今回例に出した物件の完成を
載せておきます。